2007-12-14 最近の読書 読書 もちろん,読書をしている場合ではないのだが.... 小方厚「音律と音階の科学」(講談社ブルーバックス) これはすばらしい本だ.音楽関係の人が書くと,音楽的な常識のところの説明が省かれてしまうことになるものが多いようだが,著者は物理の人のようで,そのへんのところもきちんと書いてある.とてもわかりやすい. ピタゴラス音律,平均律,純正律,などが扱われている. 村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」 エッセイのようなもの.ただ,ランナーとして,作家としての自分,というものに焦点が当たっている. まあ村上春樹なので.楽しく読めた.