フィラデルフィア美術館展

ちょっと長い昼休みをとって,東京都美術館に「フィラデルフィア美術館展」を見に行く.運悪くシルバーデーとやらで,65歳以上無料.このため混雑.なんか,休みの日に行くのとあまり変わらないような感じだった.寝不足で疲れていたこともあって,1時間ほどで退散.あまりじっくり見られなかった.

  • ドガ室内」解説には,「画家は故意に主題を曖昧にした」とある.いろいろ解釈できそう.
  • ルノワールルグラン嬢の肖像」お目当ての一つであったのだが,なにせもうすごい人で....
  • ピカソヴァイオリンを持つ男」けっこうしげしげと眺めてしまった.(ルノワールに比べると,人垣が薄い) 部分は確かに認めることができる.これは耳.これはヴァイオリン胴体の一部.これは(脇にいる)犬の足.しかし,どういうつもりで配置しているのか,ということはやはりわからないし,どのパートもみな実体のどこかに対応しているのか,ということもわからない.まあ,でも,こういうのは写真を見ていてもよいのかもしれないが.

全体としては少し散漫な印象.有名画家の作品を1-2点ずつ持ってきました,という感じ.自分が疲れていたせいが大きいと思うけれど.

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